2024.03.29
#28 ファラオの響きに弱いこと
電車に広告が出ていて〝ファラオ〟の文字を見た瞬間、しかもミステリーと来たら読まない理由がない訳で、早く手にとりたくて翌日早速書店へ。
私は読むタイミングが結構大事で、それはスケジュールのこともあるけれど、体調とか気分とか、読書コンディションが整ったと感じた日に読み始めます。
今回の「ファラオの密室」も少し前に購入していたのですが、昨日読み終わった次第。
参考文献からも期待値が高まっていたのですが、とっても面白かった!
だって、ミイラが主人公なんですよ。
気になった方、是非調べてみてくださいね。
考古学に興味を持った一番のきっかけが、エジプト文明だった私は、ファラオの響きにめっぽう弱い。
高校生の頃、歴史の授業でヒエログラフ(象形文字)を習う事があり、自分の名前をヒエログラフで描けると知ってとてもワクワクしたのを覚えています。
今作を読んで、エジプトの死生観、改めて掘り下たくなりました。
ふと、思うことがあって。
エジプト文明も神様が沢山。
私、ヒンドゥー教の神様にも興味が惹かれるのですが、ヒンドゥー教もまた神様は多彩。
日本には八百万の神信仰があって、私はその考え方がしっくり来て落ち着きを覚えるのですが、どこか共鳴するものがあるのかなと気付きました。
少しの間、古代エジプトへ旅することが出来ました。
是非、ハリウッドで映画化して頂きたく思う、そんな作品でした。