2024.07.26
#45 理想のお家?のこと
私はインドア派。
手帳に予定が詰まっていると焦る人間なので、
家からなるべく出なくて済むよう、用事の都合をつけ、食材の買出しをすると言った具合に、家から出ない日(ゴミ出しは別)を作ります。
〝何してるの?〟とよく聞かれるのですが、それが何をしているのかすぐに返事が出来ない。
つまり、特段何もしていないのだろうと思います。
強いて言えば、ただ暮らしている。と、言った感じです(笑)
だから、住ま居はとても大切。
上京して来て二件目の今の住居はとても好きです。
さて、私には定期的に読みたくなる、読んでいて心落ち着く本があります。
2010年1月8日に発刊された、
恩田陸さん著「私の家では何も起こらない」です。
小さな丘の上に建つ、時代背景も登場人物も異なる、二階建ての古い幽霊屋敷が持つ記憶の短編物語集。
私が思う理想の一軒家は、平家で隅々まで目が行き届く程度のこじんまりとしたお家であるので、この本の幽霊屋敷そのものは当てはまる訳ではないのだけど、読み始めるとすぐに、この家に一人で住んで暮らしている自分が想像出来て、居心地が良くてうっとり、錯覚してしまう始末。
装丁も凄く好きで、、、んっ?!
今書いていて、えっ?ちょっと待ってとなり、只今絶賛ベランダでそよぐハンカチを一瞥…やっぱり!!
なんと昨年?
一目惚れしてお迎えした、ハンカチの図柄(上野リチさんデザイン)と同じやつやん!!
コラージュされてて気付かなかった。
特別な本との思わぬご縁を感じ、ひとり興奮中の今(笑)
と、こんな感じでロンリー在宅を楽しんでいる次第です。
ちなみに、お出かけも、人と会うのも大好きです。
決して世捨て人出不精ではありません(一応)。