2024.08.16
#48 ピアノ教室のこと
去る8月12日。
地元新潟県民会館小ホールでのコンサートが無事終わりました。
旧知の方々にもたくさんご来場頂き、地元ならではの良さを充分に感じました。
もう一つ。
私がピアノを習いに通っていた〝きしま教室〟の恩師、鬼嶋清子先生からのお花の贈り物。
こちらも地元の良さを感じました。
ちなみにお花は、実家玄関にて堂々鎮座しております。
今回、先生には諸事情で観ていただけなかったことはとても残念でしたが、〝しっかり観ているわよ!〟と言われている様でとても嬉しかった。
私がきしま教室に通い始めたのは小学2年生の時。
そう、遅めです。
先生のご自宅にて週一回。
当時の生徒さんは60人ほどで、それを毎週先生一人で見ていたのですから、凄い。
同じ学年の子が、同じ小学校区だけで5人。
私は遅く始めたので、皆んなより下手で当然!と全く競争心を抱くこともなく、練習熱心とは程遠い生徒さんに。
それが今でも響いておるわけです…
それでも何故かピアノ教室を辞めると云う考えはなく、結局高校3年生(とは言え、不良生徒で休みがち。一丁前に籍だけは…)まで在籍。
中学3年生の春休み。
先生は高校入学のお祝いパーティーを開いてくれ、その時に、友人(5人から4人に)の一人が、私が曲を作っていることを先生に教えると、先生達ての希望で早速披露することに。
私の処女作「向日葵」を弾き語りすると、大層驚き、褒めてくれました。
そこからずっと、私の音楽活動を応援してくれています。
祖母曰く〝あんなに綺麗な人はここら辺には居ない〟。
その言葉通り、幾つになっても、本当にとてもお綺麗。
ピアノだけでなく、お作法や品についても教えてくださりました(身に付いているかは別として…)
また、紫雲寺町町長の奥様でもあったので、内助の功で町長を支えつつ、ご自身もピアノ教室主宰。
自立されているところもまた、お手本とする女性の一人です。
コンサート後、力強く抱きしめられ、背中を強めにポンポンとされながら「良く頑張った!素晴らしかった!」と言われると(いや、顔を見た瞬間からかも)泣いてしまいます(笑)
私にとって、譜面に記された表現だけでなく、個性を重んじてくれた〝きしま教室〟に通ったことは、私の人生の最初のターニングポイントだったと思います。
年初めの〝お弾き初め会〟と、夏頃にある〝発表会〟の年二回のお披露目会直前。
安定の練習不足の私に向かい、「美和ちゃんのことを思うと夜も眠れなくて…」と先生にご心配をおかけしたこと、今だに申し訳なく思うと同時に、そんなヤツが音楽を生業にしている不思議。
人生とは本当に奇妙が溢れています。