2025.02.28
#76 チューリップのこと
プラネタリアリア東京にて行われたコンサート。
誕生日と云うこともあり、いつもに増してプレゼントを沢山頂きました。
来てくださるだけでもありがたいのに、、、
感謝の一言に尽きます。
頂いた(いつもありがとう!)花束は、そのまま花瓶に活けることもあるし、分けて活けることも。
今回は色や、品種ごとに分けました。
春らしく、チューリップ満載の花束でした。
気分揚々活けながら、ふとチューリップの思い出が過ぎりました。
実家の周りの土地は、田んぼではなく畑、つまり砂地なんですね。
なので、季節ごとに植った植物達は変わりました。
春はチューリップ。
球根を採取するんですね。
もう、本当に見渡す限りのチューリップ畑。
畝ごとに、色や品種が違うので、それはそれは見事なまでにカラフル。
ただ、花が咲くと、花に栄養を取られない為に、一輪ずつ花を摘んでしまうので、タイミングを見て、毎年、祖母・母・私・2人の弟達とチューリップの花見お散歩に出かけました。
末弟はベビーカーに乗ってだった様な?笑
ゆっくりと、時には立ち止まり花をじっくり眺めながら。
祖母〝あや、これは花びら八重だでね、ゆうこさん〟
母〝そうだーおばぁちゃん。新種だわぁ〟
祖母〝ほれ、見てみなせ、あやあや、まーず綺麗だことー〟
と、言った具合です。
チューリップ畑を前に撮った写真も残っています。
チューリップの需要が減ったのか、作り手さんの都合なのか。
今ではずいぶんと数が減り、当時ほど見事なチューリップ畑が見られなくなってしまったことは、仕方のない事とは言えとても寂しい。
それでも、思い出の中にとても色濃く残っています。