笹川美和Official
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2025.10.17

#111 特別編 中国巡演 DAY.3

中国滞在3日目。
上海公演は昼間の本番なので、杭州のホテルを7時に出発。
杭州から上海までは車で2時間。
名残惜しい杭州を後にし、一路上海へ。

ウトウトしたり、キョロキョロしたり。
体感ではそうかからずに上海へ。
車中からでも杭州とは異なる街の活気を感じます。

そして何より念願の上海。
遂に十数年越しにそれが叶う現実に興奮が止まらない(笑)
上海でのコンサートがますます楽しみに。

雰囲気がとても素敵な辺りに入って来たなぁと思っていたらバスが停車。
本日の会場到着です。

楽屋も広い綺麗な会場。
PAさんやスタッフさんにご挨拶を済ませると、
ここで、お待ちかねの〝蟹麺〟登場。

【第四餐・在上海的午饭】
上海に行ったら絶対食べて!と言われていた“蟹麺”。
時間の都合でテイクアウトで準備してくださいました。

食後に一旦ホテルへ。
会場からホテルまでは徒歩圏内。
道のりがまた素敵。

東京で言うところの代官山みたいなところって言っていたな。

ホテルは可愛らしいお部屋。
しかもホテルの真横に素敵なカフェがあり、荷物を置いた後、今回招致してくれた盧さんが〝ここコーヒーすごく美味しいし、お店も素敵だから人気なんだよ〟と教えてくれてコーヒーをご馳走してくれることに。

早くも本番前にちょっぴり上海を楽しめてウキウキ。

さて、会場には既にお待ちのお客さまが(ありがたや)。
リハーサルもサクッと順調に終了。
そそくさと身支度(本番前に顔を作らねばなりません)を済ませいざ本番。

上海の皆さんも本当に暖かく迎え入れてくださいました。感激。。。

※photographer/一条野生小鱼

公演後、杭州に続きグッズ購入者の方達へのサイン会を実施。
中国の皆さんと触れ合う機会を設けさせていただいたのですが、
皆さんが翻訳アプリを使って予めスマホ画面に用意してくださったメッセージを見せてくれたり、
お手紙やプレゼントまで、本当に本当に嬉しい時間でした。

念願の上海でこんな素晴らしい時間を持てるなんて想像もしていなかったな。
人生ってほんと面白い。

あっと言う間に上海公演終了。
もう一回すぐに歌いたいくらい素敵な時間でした。

さて。
ホテルに荷物を置きに行ったら、本日二つ目の楽しみ!
いざ中国最後の晩餐へ!

レストランまでは徒歩で。
夕方の上海、道すがら。

何度でも言います。念願の上海!
“私今上海の地を闊歩してる!”そう思うとますます喜びが込み上げてくるわけです(笑)
目に映る景色全てに高揚しておりました。

しばし歩いてレストランに到着。

【第五餐・在上海的晚饭】
最後の晩餐に相応しく、次から次へと登場する料理がめちゃ旨っ!

大大大満足。
見たことものない初めましての中華美味料理を知ることができました。

ここで盧さんとはさよなら。
今回の出会いの記念に盧さん、通訳のjojoちゃんと集合記念写真を。

しかしまだ夜が更けるには早い時間。
行きたいところある?と聞かれたので、私のお願いで“上海の夜景”を望む外灘エリアへ行くことに。

タクシーで参ります。
車窓の景色がどんどん賑やかに。
それと同時に私達もワー!ワー!とテンションも上がり車内も賑やかに。

降車場所から少し歩くと・・・
租界時代に建てられた西洋建築群が!
租界時代の上海を舞台にした映画や中華ドラマを見るたびに行ってみたかったそれが目の前に。。。
ライトアップされてもう美しくって…感無量。

そして反対側に目を向ければ、世界を代表する高層ビル群が織りなすその夜景たるや!

想像以上の輝きに目を見張るばかり。圧巻。

存分に楽しんでいると、jojoちゃんからの提案で“豫園”へも行くことに。
豫園は明・清時代に作られた庭園の総称。

ここまでも歩いて行ったのだけど、この時間がまた楽しかった。

上海の街並みを歩いてみて強く思ったことは、歴史的な建築群と近代的な(それも高層ビル)建築群が入り混じって存在しており、
その時代錯誤感が上海を魅惑的かつ蠱惑的に感じさせていると云うこと。

そして突如現れた眩き正門!
豫園の中でも、私たちは上海グルメや伝統工芸品などのお店が軒を連ねる豫園商城へ。
まぁ艶やか賑やか。

時間も遅くなってきたのであまり長い滞在ではなかったけれど、限られた時間で存分に上海観光を楽しんだのでした。

ホテルに到着し解散。とはならず。(笑)
jojoちゃん、スタッフとは別れ、ここからはスピカチームの4人で盧さんがお勧めしてくれた、ホテルから程近いお茶のお店へ。
夜はお酒も飲めると云うお店。

地図を見ながら向かうも、指し示す場所がお店らしくない。

ウロウロし、やっと見つけ出したお店がこちら。

お洒落。。。
コウさんとさごはんはお酒を。
ネモさんと私はお茶と、スイーツを。

話題はもちろん今回の中国公演について。

帰りもホテルまでの道をゆっくり、気になるお店を覗いてみたり(閉店してる笑)、コンビニに寄ったり、和気藹々。
途中、このメンバーで異国の夜を一緒に過ごしているのが不思議な気持ちになったりしたのでした。

こんな風にして、中国最後の夜を心ゆくまで満喫したのでした。

と云うことで、次回はあれこれ綴り特別編の最終回でございます。
もうすこーしだけお付き合い頂けたら幸いです。

笹川美和

Miwa Sasagawa

1983年2月23日生まれ、新潟県出身。
シンガーソングライター。
学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にavex traxよりシングル「笑」でメジャーデビュー。
その独創的な世界と歌声が話題を集め、数々のCMやドラマ、舞台の主題歌に起用される。
2003年のデビュー以降、言葉を紡ぎ出すストーリーテラーな面と経験を歌に昇華することから、エッセイスト的シンガーソングライターとして唯一無二の楽曲を生み出している。

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