2025.12.12
#119 トラネキサム酸とカルボシステインのこと

冬。
職業柄、喉の調子に敏感になります。
特にコンサートが控えているとなると尚のこと。
ちょっと軽い咳が出ただけで“ハッ!風邪か!?”と焦り(埃っぽかっただけ)、
目覚めに喉がちょっとピリリとしただけで“ハッ!インフルか!?”(大口を開けて寝ていただけ)、
と言った感じ。
とは言え、どうしても生身の人間ゆえ、どんなに気をつけたとて、何故このタイミングに体調絶不調になるかね…となったことは幾度もあります。
そんな時は内科さんではなく、最短で、迷わずかかりつけの耳鼻咽喉科さんへGOです。
喉の腫れや声帯チェックの為の鼻カメラも数知れず(1月に必ず声帯チェックをしに行くので、そもそも必ず一年に一鼻カメ)。
緊急の場合は、一粒何百円もする強い抗生物質を出して頂きます。
その時々に応じて漢方の時もありますが、必ず処方されるお薬。
それがタイトルにもございます、トラネキサム酸及びムカルボシステインにございます。
きっと処方されたことがある方も多くおいででしょう。
簡単に説明いたしますと、
トラネキサム酸:バイ菌野郎どもが痛めつけた箇所を優しくなでなでしてくれる。
カルボシステイン:死したバイ菌野郎どもを体外へ運び出してくれる。
と云った感じです。
実は先日の大阪のコンサート2週間前あたりから喉の調子が良くなくて念の為お医者さんへ。
声帯は綺麗とのことで一安心!
お守り様にとこの二つを処方してくださいました。
本番当日のリハーサルで歌うまで心配はあったのですが、会場が持つ響きとPAさんマジックのおかげで心配は杞憂に終わり、
気持ちよく声を出すことが出来たのでした。
このお仕事を続けている限り、一生ついて回る喉の心配。
いつまでも皆さんに満足していただける歌声を保つため、体調管理にはより一層気をつけねばと思う42歳。
そうそう、トラネキサム酸は美白と肝斑用にも処方されるよね。
まるで違う効果をもつお薬って面白い。
来世は頭良く生まれ、薬剤師と云う選択肢も持ってみたい。
兎にも角にも12月!
何かと忙しい年末。
皆さまにおかれましても睡眠をしっかりとり、ご自愛くださいませね!





