2025.12.26
#121 「おもちゃのチャチャチャ」のこと

去る12月24日。
2025年最後のコンサートでした。
アンコールの最後、今年の歌い納めは弾き語りで「おやすみ」を。
いつぶりか思い出せないくらい久々に歌いました。
実はこの「おやすみ」。
曲を作る際、イメージした世界観の曲がありました。
それが日本を代表する童謡の一つ「おもちゃのチャチャチャ」でした。
もちろん言うまでもなくご存知だとは思いますが、
おもちゃたちが、誰もが寝静まる夜になるとおもちゃ箱を飛び出しダンスを楽しむ様子を描いた曲。
この曲には思い出が。
まだ小学生低学年くらいの頃、母の実家に、母と弟2人と泊まりに行った帰りの車中で、何故か必ずみんなで(もしかしたら母は歌って無かったかも)で大合唱していました。
当時、沢山のぬいぐるみやガラス細工を部屋に飾っていた子供だったこともり、私が寝た後、曲に登場するおもちゃたちみたいに、動いたりお話したりしているのかなぁと、ワクワク、そしてちょっぴりゾクゾクしながら想像していたのでした。
とても好きな童謡です。
自作「おやすみ」も、言うなればそんなファンタジーを紡いだ曲。
#32 ガッチャン怪獣のこと
https://sasagawamiwa.com/2024/04/26/32/
の回でも書いている様に、〝皆が寝静まった夜に起こるもしもの世界〟を想像することが好きなのでしょうね。
さて。
私は新幹線の混雑を避けたくて、早めに実家へ帰省しました。
既に私の部屋は無く、帰省中は応接間で寝ています。
応接間には祖父が生前外国旅行に出かけた際に買ってきたお土産たちも飾られているのですが、中には小さなお人形も。
このイングランド土産の騎兵隊たちも、寝ている私を見て、
〝Came again!〟なんて話しているかも。





