2023.10.20
#5 タイルのこと
タイルに惹かれます。
自分がタイル好きと自覚したのは20歳を過ぎてから。
今日日、浴室にタイルを使うことは珍しいと思うのですが(凸凹があって湿気の多い浴室にタイルは、確かにお掃除が大変だからね)、私はタイルばりの浴室がとても好きです。
大正・昭和に作られた浴室には、色とりどり、さまざまな形、大きさのタイルを使用したタイル細工の壁や床が多く、それを偶然見つけたりすると注目してしまいます。
職人さんはどんな思いで一つ一つはめ込んだんだろう?楽しかったんだろうなぁ?とか思いながら。
あとはそう、台所!
これは今でも多いと思う。
現に、実家の台所も、最初に引っ越したお家、今のお家もそう。
浴室とは反対に、こちらは油汚れやなんかがすぐ拭き取れて実用的でもあります。
表面の艶々だけが、惹かれる理由ではないと思うのですが、はっきりとした理由は分かりません。
そうそう、ご近所さんに、外観全面焦茶色タイルが使用されている二階建ての建物があります。
とても惹かれて気になっていたのですが、噂によると、昭和の名作映画で使われた小道具などが置かれている倉庫なんだとか。
妙に納得。
燻銀の存在感にいつも目を奪われます。
写真のタイルは先日座ったレストランのカウンターのもの。
色味が好みで触ったり、ずっと見てたなぁ。