笹川美和Official
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影にとても惹かれます。

ここでの云う影とは、影絵や、何かに写る物の影、浮かび上がる何かのシルエットのこと。

特に、西陽に照らされ壁や床や地面に移し出された影や、夕焼けに浮かび上がる、煙突や木立の黒いシルエットが大好きで、ずっと見てしまいます。

美しいと思うと同時に、何故かノスタルジックな気持ちに駆られます。

月夜に現れるそれらの影たちもハッとする程美しいのですが、ノスタルジックな気持ちにはならない。

きっとこのノスタルジックな気持ちになっちゃうことも含めて、西陽と影の組み合わせが一番好きなんだと思います。

写真はこの時期になると、私の部屋に現れる影。

コンサートの時に頂いた花をドライフラワーにし、お気に入りの硝子の花瓶に挿したものです。

陽が落ちると共に、翳って影が徐々に薄く無くなって行く様はもの寂しさがあり、現実に引き戻され、しっかりしなきゃ。となります。