2025.10.04
#109 特別編 中国巡演 DAY.1
降り立った上海浦東空港。
滑走路がひ、広い!!流石大陸!!
空港内がこれまた広い。端っこまでが遠い。
掲示の文字が霞むほど。
ちょっとした有酸素運動を経て、流れくる荷物を受け取り、入国審査やら、税関やらをちょっぴりドキドキしつつも何事もなく皆通過。
無事、国際線到着の門を潜ったのでした。
そこで、今回の旅に常に同伴してくれる通訳のjojoちゃんと合流。
jojoちゃんは28才。
ブロンドロングヘアにしていてスラっと背の高い、はにかみ笑顔のかわいい、それでいて真面目さを兼ね備えた仕事の出来る中国人の女の子です。
jojoちゃんのケアのおかげで、旅が余すことなく楽しかったと言っても過言ではありません。
あ、そうそう。
まず私たちは、空港内のコンビニでQR決済を試してみることに。
ちなみにAlipayとWeChatpay、この両方が主流でした。
現金は結局両替さえもしなかったな。
問題なくお買い物を済ませたところで、いざ移動のバスへ。
翌日は杭州でのライブだったので、高速道路で3時間ほど車に揺られ一路杭州へ。
大学生の頃一度訪れた中国大陸。
いつかまた見たかった景色に再会できて感激でした。
この時の思いは、別添episode0に記しているので、まだの方はぜひ読んでみてくだいね。
バスの旅は、そもそもドライブ好きな私にとって最高でした。
異国を感じるのにもとても良きものですよね(座ったまま移り行く景色を眺められる!)。
途中暗くなるまで思う存分景色を楽しみました。
本当に今思い出しても楽しい気分になる、思い出深い時間だったな。
小雨に降られたり、渋滞に並んだり(高速ではTesla社製の車をたくさん見かけたな。オシャレねぇ)。
杭州に着いたのは20時半も超えていたかなぁ?
ホテルの前でバスを降りたところで、なんと!
私たちを降ろし走り出したバスの中に、ネモさんがバイオリンを忘れると云うトラブル、いや珍事件発生!!
すぐにjojoちゃんが運転手さんに電話をかけてくれましたが、バスは小さくなってゆく。
しかしここでコウさんが、ネモさんの“あっ!”の言葉に即座に反応し走るバスを追いかけダッシュ!
運転手さんへの電話が通じたこともあり、無事にバイオリンを抱え戻って来た時のコウさん。
走り去る前は結っていた髪が、さらり長髪で登場した時は、ロックでかっこよかったぜ。
いざと云う時頼りになる。流石我らのバンマスよ。
ホテルは想像以上に綺麗で広く、しかも会場まで徒歩1分くらい。
飲食店がたくさんあるエリアで、荷物を置いて、いざ遅めの夕飯へ。
【第一餐・在杭州的晚饭】
中国での最初の食事は、火鍋。
辛いをイメージするかもしれませんが、鍋料理全般を火鍋と呼びます。
この日の火鍋は鶏鍋。
みんな極ウマスープにたじたじ。ふんわり薬膳の風味が旨味になっていて、鶏の出汁爆発。
これはこの旅での食事全てに言えるのだけど、味が濃いわけでも、脂っこいなんてこともなく、でもしっかり味覚は満足。
まだ何も働いていないのに、打ち上げ気分でした。
大満足で、ホテルへ。
1日目はこれにて終了。
翌日の本番にドキドキしながら眠りについたのでした。
次回はついに初めての海外公演。
盛りだくさんの2日目をお送りします!