2024.03.15
#26 新曲『青海原』のこと
来週3月18日(月)にデジタルリリースする新曲について今日はお話しを。
今作は、故郷、新潟県佐渡ヶ島を舞台にした映画「舞倒れ」の主題歌の為に書き下ろしました。
能舞を軸にした青春群像劇。
映画の詳しいことは、是非公式サイトで調べて欲しい&楽曲詳細も、私の公式サイトで知って頂けたら嬉しいです。
今回は裏話みたいなことをお話ししてみたいと思います。
今まで生きて来た中で、あまりに美し過ぎて忘れられない海の景色が、佐渡ヶ島の大野亀から見た日本海でした。
あの海の青色ったらもう本当に感動で、ゼリーにして持ち帰りたいくらいでした。
楽曲タイトルが〝大海原〟ではなく〝青海原〟とした由縁でもあります。
ジャケット写真は、私が大人になってから佐渡ヶ島を訪れた際、乗船したフェリーから撮影した写真が素材になっています。
そして。
アレンジはピアノとギター。
そこは曲を作る前から決まっていました。
黎明期の笹川美和の音楽のアレンジ•ピアノを全て任せたおじいちゃんこと林有三さんに、十数年ぶりにその役を担ってもらいました。
アレンジデモを聴いた瞬間、笑ってしまった。
〝お見事〟の一言。
幾重にも混じり、揺蕩うピアノの音色。
穏やかでありながら荒ぶる素性を秘めた、深みと熱情。
正に日本海。
ギターはもうずっと弾いてもらっている、たらちゃんこと設楽博臣さん。
〝おじいちゃんのアレンジはいい。稀有な才能だよね〟
と、たらちゃんと二人で話している位だったので、レコーディング時にとても楽しそうで、私まで嬉しい気持ちに。
たらちゃん節が爆発してくれたら、それで完璧。
彼のギターの音色から、陽に照らされた波間の眩しさと、水飛沫が見えます。
時に〝アレンジ勝ち〟と思う楽曲が生まれます。
それだけミュージシャン•奏者の才能と技術と感性は偉大であり、私が音楽を続ける立派な理由でもあります。
たった数分の1曲の世界に、幾ら時間があっても語り尽くせない体温と想いが詰まっています。
20周年の最新作。
歩みはまだまだ〝続〟きます。
是非、ご一聴ください。